こんにちは、3年の井上です。
4日目は日本文理大学との試合が行われました。Aチームは先制するも後半に逆転され1対2で敗戦、Bチームは3対0で勝利しました。
内容、結果ともに自分達の目標からは程遠いものとなり、監督からも勝つ為の発信やリーダーシップを発揮してる選手がいないと叱咤を受けました。
最終日となった5日目は大阪学院大学と対戦し、前半にAチーム、後半にBチームが出場しました。
0対1で前半を折り返すが、後半立ち上がりに2得点を奪い逆転。しかし終盤に失点を喫し、またも勝ち切る事ができませんでした。
監督から最後に「競争の基準」「試合に出るべき選手の基準」の話がありました。東伏見の地に戻って、この遠征で浮き彫りになった課題と向き合い、3週間後に迫った初戦に向かっていきたいと思います。
試合後には長崎原爆資料館、平和記念公園に行きました。
1945年8月9日午前11時2分に投下された原子爆弾。その被爆資料や遺品、悲惨さを示す写真が展示されており、そこから原爆の被害や今の核問題について学びました。
戦争は私達の生きていない時代の出来事で、私達は戦争の本当の怖さを知りません。しかし、展示されていた遺品や写真の数々を見ると、原爆の悲惨さに恐怖や苦痛をも感じ、あまりにも壮絶すぎて言葉を発する事ができませんでした。
それと同時に今の私達の世界がどれだけ平和で幸せかを感じさせられました。
では、私達ア式蹴球部が社会に対して出来る事は何があるのでしょうか。私達が核のない世界を作るといった大規模な事はできません。しかし、私達は普段お世話になっている方々を始め、復興支援ボランティアやサッカー教室で繋がった方々を勇気づける事はできます。もしそういった方々の中に悩みなどを抱えている方がいて、2部降格という窮地に立たされている我々と重ね合わせて見た時に、我々の戦いぶりや結果で勇気付ける事は出来るのではないでしょうか。
それが我々が掲げる「社会に利益をもたらす」という理念に繋がると思います。
勇気づけると言うとおこがましいかもしれませんがそんな自分達の姿や結果を見て少しでもポジティブなものを感じて貰えるように部員一同努力してまいります。