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2年生の想い〜春日崇暢〜

私は大学に入ってから物事の本質を考えるようになった。

なぜ大学に行くのか、なぜ人は生きるのか、どのような生き方が最も幸せなのか、なぜ多くのスポーツがある中でサッカーをするのか。

 

 

大学に入るまで私はごく小さな世界でしか生きていなかった。サッカー、勉強において競争する世界が狭かった。

また思考を伴わずに誰かが与えてくれたことをこなしていただけであるのに勉強、部活において上手くできていると錯覚していた。周りの人達にどれだけ助けられてここまで来ていたのか自覚していなかった。

それは親元を離れての生活、入部に至るまでのいきさつ、怪我での長期離脱、今までになかった患難によって気付かされた。

 

 

 

私は神様を信じる。神様は私に最後のチャンスを与えてくれたと思うからだ。

最後の学生生活で人として未熟な自分が成長できサッカーに全力で打ち込める環境を与えてくれた。

だからこそ今までの不甲斐無かった自分を悔い改めて、私を支えてくれた人たちに必ずや御恩に報いる。私が今に至った意味を成すために。