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インカレ特集〜四年生の想い・松田つみき〜

こんにちは。
今回は、誰よりも強くチームの勝利を願う12人目の戦士です!
ご覧下さい!

~松田つみき~

私は4年間、なぜマネージャーなの?と多くの人に聞かれてきました。

そう聞かれた時、私は「日本一になりたいから。」と答えてきました。
自分だけではなることができない日本一を、マネージャーとしてなら経験できるかも知れない。
だから、マネージャーになってチームから必要とされたい。

入部してから今まで、この気持ちにひとつも嘘はありません。
ですが、最高学年となり主務になった時、
「必要とされたい」、「日本一になりたい」という、
「自分が◯◯したい」という気持ちだけでは
やりきることができないほどの仕事の量と責任に押し潰されそうになりました。
「これは、私でなければいけないものなのか」
「私だからできることは何なのか」

こんな気持ちでいっぱいになり、責任から逃れたいという弱さばかりが自分の中にありました。

そんな時、救ってくれた一番大きな存在は同期です。
「主務がいなくなったらチームはどうなると思ってるんだ」
「『考え方が違う』で片付けずに、本当に思っていることを言って欲しい」
いままで人とぶつかることのなかった私に、みんなは大切な時間を割いて時には厳しく、
驚くほど私をみてくれていました。

また、同期だけでなく、多くの人の存在に救われました。
寝る間も惜しんでメニューを考えてくださるトレーナーやコーチ、ピッチで引っ張ってくれる後輩、
私が練習にでることができない時、安心して任せられるマネージャーの後輩、
みんなの姿を見るたびに、このままではいけない、みんなに恩返しがしたいと思いました。

そして、私のマネージャーをする理由に、だんだんと
「みんなが◯◯だから」が増えていきました。
「みんなにア女に入ってよかったと思って欲しいから」、
「みんなのサッカーをするひとつのモチベーションを作りたいから」、早慶戦の運営をすることができました。
「みんなの金銭的な負担を減らしたいから」、
合宿地を変え、一から手配をし直し遅くまで見積もり書とにらめっこすることができました。
「みんなとどうしても勝ちたいから」、
無理を承知でメンタルコーチの方にセミナーを開いて下さいとお願いをしました。

いま思えば、そう思いながらしてきたことの一つ一つが、
当初悩んでいた「私だからできることは何なのか」の答えになっていったと思います。

ア女が、「みんなのために、」は決してただの綺麗事ではないと教えてくれました。
ア女が、「みんなのために、」は時に驚くべきモチベーションを生むと教えてくれました。
これは社会に出ても変わらないと思います。

こんな、人生においてとても大切なことを教えてくれたチームみんなで日本一になりたい。
みんなと笑って終わりたい。みんなと共有してきた目標を達成したい。

みんな、こんな私を受け入れてくれて本当にありがとう。
絶対、日本一になろう。

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誰かの為に頑張ることは並大抵の覚悟でできることではない。
彼女にしか分からない辛さに苦しむこともたくさんあっただろう。
ア女が今、日本一を目指せるのは、まぎれもなく彼女の存在があったから。
どんなに辛く苦しくても、それを見せない真の強さをもった彼女がいたから。
彼女の頑張りを結果で証明しよう。必ず皆でつみきを”日本一のマネージャー”にしようじゃないか。

以上です!次回もお楽しみに!
それでは失礼します。
内山