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『気づき』1年 吉田玲音

本日の担当は、1年吉田玲音です!!

身長をいかした脅威なヘディングを武器に攻守において存在感をみせる彼女。
長期離脱を経験し、様々な葛藤があったはず。それでも前向きに取り組み続けた彼女だからこそ見つけた“気づき”とは⋯。
ぜひご覧下さい!👀

本日、ア女日記を担当させていただきます。帝京長岡高校から参りました、1年の吉田玲音です。
まとまりのない文章になりますが最後まで読んでいただけたら幸いです。

昨年12月に左足の手術をして約半年の長期離脱を経験した。サッカーを始めてからここまで息が詰まる気持ちになることはなかった。

大学に入学してからこの半年で多くのことに気づいた。

ア女に合流したとき、私以上に過酷な経験をしている人がまわりにいることに気づいた。前十字靭帯の断裂を3度も乗り越えた選手もいる。そんな選手が試合に出てチームを救う姿を見て、私は刺激を受けた。怪我の期間を自分にとってプラスにしようと、約5ヶ月のリハビリをポジティブに積み重ねた。

5月、復帰してからすぐはレベルの高いチームのみんなについていくのに必死だった。自分のプレーに迷いがあり、消極的になることが多かった。

6月、痛みが再発したこともあり、1ヶ月弱全体練習から離脱して別メニューで強化することにした。

別メニューになった期間で自分を客観的に見て、
リアクションでしかチームに関われていなかったことに気づく。
リアクションで動いていたら失敗から何も生まれないことにも気づいた。

守備で相手に抜かれないことだけを考えていた。戦術に慣れず、迷いがあって中途半端なプレーをしていた。
OGの方にアドバイスをもらい、自分の得意な形に誘導して奪おうと変えたら、抜かれたとしても大きな収穫があった。思い切って守備に行ってみたら、間違っていたとしても味方が指摘してくれた。
自分の中の迷いや悩みが気持ちがいいくらいにどうでもよかったことに気づく。

ア女という組織は負けてはいけないという大きなプレッシャーを常に背負っているように感じる。

守備で相手に合わせるだけではボールを奪えないのと同じで、勝負でも相手が誰であっても挑戦者としてアクションを起こし続けなければ相手の勢いに簡単にのまれてしまう。

ふと、高校の全国大会で相手の勢いにのまれ、ミスを恐れて堂々と振る舞うことができなかった弱い自分の姿が思い出される。試合終盤にかけて声が出なくなり、相手の大量得点を許してしまった。
今考えると、チームや両親、何より自分への最悪の裏切りだった。

ア女は、私にとって、これまでに味わってこなかった立場を経験する場所になるだろう。恵まれすぎたこの環境に驚いてばかりだった入学当初の初心を忘れずに。1年生だからこそできる思い切ったプレーでアクションを起こし続ける選手に。

このメンバーで達成したい目標があるから、高校での失敗を次に繋げるためにも、チームのために私ができること。それは、

挑戦者らしく振る舞う

冬の大舞台で全員が自信を持って胸を張って闘えるように、私は挑戦者として挑み続ける。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもア女の応援をよろしくお願いします。

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以上です。
明日もお楽しみに!
田村