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練習試合結果(vs ニッパツ横浜FCシーガルズ)

練習試合

11/11 vs ニッパツ横浜FCシーガルズ
10:00 kick off

早稲田 2(1-1,1-1)2 ニッパツ

【メンバー】
-前半-
石田、夏目、堀内、田頭、浦部、築地、三谷、白井、大山、笠原、﨑岡

-後半-
石田、夏目、堀内、田頭、浦部、築地、三谷(→﨑岡)、白井、大山、笠原、千葉(→三谷)

【得点・失点】
-前半-
4分 失点
14分 大山愛笑

-後半-
64分 三谷和華奈
89分 失点

以下、戦評です。

季節の変わり目を感じさせるようなひんやりとした気候の中、ニッパツ横浜FCシーガルズと45分ハーフの練習試合が行われた。皇后杯前の最後の対外試合ということもあり、緊迫感をもちながらも、勝利を目指した。

前半は相手ボールでキックオフ。開始早々試合は動く。4分、自陣左サイドの突破を許し、中にいるフリーな選手に合わせられ失点。0ー1となる。その後も相手の激しいプレッシャーにより自分たちのミスが続いてしまう。すると、10分、4堀内のロングボールから9三谷が仕掛け、クロスをあげるも中に合わせることが出来ない。すると、13分、自陣で相手にFKを与えてしまう。精度のいいボールを合わせられるも1石田を中心とした集中した守備により失点を免れる。一進一退の攻防が続く中、14分、30大山のスルーパスに抜け出した28﨑岡がペナルティーエリア付近の混戦から、FKを獲得。このFKを30大山が右足で鋭いシュートを決め1-1の同点となる。30分、自陣左サイドを相手の華麗なパスワークにより突破されシュートを打たれるも枠外。ピンチを作りつつも、10築地とDFラインの集中した守備により追加点を与えない。34分、相手に最終ラインを突破されるも、4堀内の素早いカバーによりピンチには至らない。43分、10築地の意表を突くパスに反応した8白井が28﨑岡へとスルーパスを送るもシュートを打つことができない。相手にボールを保持される苦しい時間もあった中、チャンスを作り始め、1ー1のまま前半を終える。

ハーフタイムでは、ポジショニングの修正や守備の掛け方を共通認識として再確認し、後半に臨んだ。また、28﨑岡→26千葉の交代を行う。

後半は、ア女のボールでキックオフ。後半開始から、ロングフィードを活かした攻撃でチャンスを作り出す。49分、1石田のロングフィードから6浦部、26千葉、8白井とパスが繋がり、9三谷へスルーパスが渡る。9三谷が中央の26千葉へとクロスを上げるも僅かに合わず、得点には至らない。56分、自陣でのビルドアップのミスから相手にチャンスを作られるも、中盤、最終ラインの集中した守備により失点には至らない。さらに58分、立て続けにボールを失うと相手にFKを与えてしまう。精度の高いボールが送られるも、中に合わず事なきを得る。すると、64分、30大山のパスを受けた9三谷を2夏目が追い越し、ボールは再び9三谷へ渡る。ゴールの隅へ、力強いシュートを決め2-1と逆転に成功する。さらに追加点を狙うア女は、72分、9三谷→28﨑岡の交代を行う。75分、相手に自陣右サイドを突破され、クロスを上げられるも5田頭が冷静にクリア。すると79分、7笠原から6浦部へ鋭いスルーパスが送られ、ドリブル突破からシュートを試みると相手にブロックされる。84分、26千葉→9三谷の交代を行う。86分、10築地の精度の高いサイドチェンジから28﨑岡が仕掛け、シュートを放つも、キーパーにキャッチされる。その後相手のカウンターによりピンチを招くも、4堀内の体を張った守備で守り切る。89分、相手の猛攻に耐えることができず、押し込まれ、相手に混戦からシュートを決められ、失点を許す。そして、2-2のまま試合終了。

両者譲らない攻防が続く中、守備では、苦しく耐える時間帯も、最終ラインの体を張った守備により、多くのピンチを防いだ。攻撃では、厚みのある良い攻撃の形から得点を奪うことができた。攻守ともに多くの収穫を得た一方、皇后杯に向けて勝ち切る難しさを学んだ。負けたら終わりの皇后杯。WEリーグを撃破してベスト8に入る目標を叶えるために、全員で積み上げていきたい。

戦評担当:宗形

【次戦情報】
皇后杯JFA第45回全日本女子サッカー選手権大会
1回戦vs 吉備国際大学Charme岡山高梁
日時:2023年11月18日 14:00 kick off
場所:栃木県グリーンスタジアム

X(旧Twitter)速報あり

それでは失礼します。
阪本