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第37回関東大学女子サッカーリーグ 前期第4節 試合結果(vs 山梨学院大学)

第37回関東大学女子サッカーリーグ 前期第4節

5/13 vs 山梨学院大学
16:00 kick off

早稲田 0 (0-1,0-1) 2 山学

【メンバー】
-前半-
石田、杉山、堀内、夏目、築地、三谷、後藤、笠原、浦部、白井、宗形

-後半-
石田、杉山、堀内、夏目、築地、三谷、後藤、笠原、浦部、白井(→千葉)、宗形

【得点・失点】
-前半-
28分 失点

-後半-
87分 失点

以下、戦評です。

先週の暑さとは打って変わり、冷たい雨が降る中、関カレ第4節がホーム東伏見グラウンドで行われた。相手は未だ3戦負けなしと勢いに乗る山梨学院大学。上位のチームにも臆することなく、自分たちの積み上げてきたサッカーを体現しようとチーム全員で臨んだ。

前半は、ア女ボールでキックオフ。序盤は両者拮抗した展開が続くが、集中した守備で相手にチャンスを作らせない。前半10分、6浦部、2夏目の連動した守備からボールを奪い、11宗形を狙ったパスを出すが惜しくも合わず、相手ゴールキックとなる。16分には、11宗形から右サイド9三谷にロングボールが渡る。9三谷がドリブルで仕掛け、そのままファーの7笠原へクロスをあげるが、惜しくも合わせることができない。試合が動いたのは28分、相手のロングボールに抜け出され、守備陣が対応するも、ペナルティエリア内で相手FWを倒してしまい、PKを与える。ゴール左下に蹴られたボールに、1石田が素晴らしい読みで触れるも、その手を弾いてゴールに吸い込まれ失点。まず1点取り返そうと反撃に出るア女。39分には、7笠原からボールを受けた10築地が、左サイドペナルティエリア外からロングシュートを放つもGK正面。続く40分には、右サイド9三谷の積極的な仕掛けからCKを獲得。ア女が押し込む時間帯が増えるも、点を取り返すことはできず、0-1で前半終了。

ハーフタイムには、サイドチェンジで相手を動かし中盤のスペースを空けるため、裏への動き出しを増やすことや、1点ビハインドの状況に弱気にならず、点を取るため全員で闘うことを確認し、後半に臨んだ。

後半は、山梨学院ボールでスタート。49分、相手のCKは、GKを超えてヘディングで合わせられるが、枠を外れて難を逃れる。54分、10築地を中心とした予測した守備により、相手の攻撃の芽を摘む。点を取り返したいア女は、56分、8白井→26千葉の交代を行う。64分、相手の積極的な守備から、素早い攻撃を受けるが、4堀内、25杉山のカバーにより相手にシュートを打たせない。70分、右サイド6浦部からインナーラップで駆け上がる3後藤にスルーパスが出る。相手DFにあたったボールに反応した26千葉がぺナルティエリア付近から左足でシュートを打つが、相手GKが触り惜しくもゴール左に逸れる。74分、80分には、立て続けにFKを獲得。キッカー11宗形がシュート性の力強いボール放つが、相手DFにヘディングでクリアされてしまう。前半よりも攻勢のア女であるが、85分、ルーズボールから相手に素早い攻撃を仕掛けられ、シュートを打たれる。ここは1石田の冷静なキャッチで事なきを得る。しかし87分、自陣左サイド深くの相手スローインからロングボールを放り込まれ、相手がボールを収めて、ゴール前で混戦となる。最後は相手に右足でシュートを打たれ、失点。最後まで得点を取りに行くが、そのまま0-2で試合終了。

関カレ初の黒星となった今節。この悔しさを無駄にしないため、結果をしっかりと受け止め、次にどう繋げるか。1人1人が自分と向き合い、チームと向き合い、着実に積み上げていくことが今求められる。次節、必ず笑って終わるためにも、下を向いている暇はない。ア女の「誇闘」を魅せるために、また全員で積み上げていく。

戦評担当:笠原

【次戦情報】
第29回関東女子サッカーリーグ
前期第4節 vs SEISA OSA レイア湘南FC
日時:2023年5月14日 16:00 kick off
場所:早稲田大学東伏見グラウンド

※有観客試合
Twitter速報あり

それでは失礼します。
澤田