皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会関東予選 準々決勝
9/10 vs 筑波大学
13:00 kick off
早稲田 2 (0-0,2-0) 0 筑波大学
【メンバー】
-前半-
近澤、夏目、ブラフ、堀内、田頭、井上、廣澤、笠原、髙橋、生田、吉野
-後半-
近澤、夏目、ブラフ、堀内、田頭、井上、廣澤、笠原(→白井)、髙橋、生田(→木南)、吉野
【得点】
60分 廣澤真穂
69分 吉野真央
以下、戦評です。
第44回関東女子サッカー選手権大会(兼)皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会関東予選の準々決勝が群馬県のコーエイ前橋フットボールセンターで行われた。対する相手は今シーズン4回目の対戦となる筑波大学。この試合で勝利し、皇后杯本戦出場を決めるべく気合を入れて試合に臨んだ。
前半はア女ボールでキックオフ。序盤から両チームで激しい攻防を繰り広げる。前半4分、右サイドでボールを受けた27生田が積極的な仕掛けを魅せるも、惜しくもタッチラインを割る。6分には相手のカウンターを受ける。左サイドを突破されクロスからシュートを打たれるも、ゴールポストに当たり失点は免れる。その後はア女がボールを支配する時間が続く。7分、8分に立て続けに10髙橋がシュートを放つも、枠を外れる。11分には、27生田の仕掛けからCKを獲得し、8井上が正確なボールを入れるも相手にクリアされる。さらに17分、右サイド15田頭からのクロスに10髙橋がヘディングで合わせるも、相手GKのセーブに阻まれる。こぼれ球を9廣澤が詰めるも得点には至らず。良いテンポでボールを回すア女は守備でも安定さを見せる。19分には中央でボールを失うも、14笠原、11吉野、4堀内が冷静な対応で相手のカウンターを阻止する。攻撃の勢いも落とさず、38分には、6ブラフから11吉野へロングボールが入り、収めて9廣澤へおとす。ダイレクトでシュートするも、相手GKの正面。39分、右サイドでカットインした15田頭からのスルーパスで10髙橋が相手GKと一対一になる。勢いよくシュートを打つも相手GKに弾かれる。チャンスは多く作るものの、ネットを揺らすことはできず、0-0のまま前半終了。
HTには、攻撃のポジショニングと連携の修正を行い、遠い距離の関わりを持つことを確認した。また、良い流れを作れているので、その調子で得点に繋げることを意気込んで後半に臨んだ。
後半は相手ボールでキックオフ。44分に自陣中央でFKを与えるも、15田頭のクリア、1近澤のキャッチで失点を免れる。47分、14笠原のパスが相手のハンドを誘い、相手ペナルティエリア外でFKを獲得。8井上が直接狙うも相手GKにキャッチされる。52分、2夏目から前線へ浮いたボールが入り11吉野が競る。こぼれを14笠原が拾いシュートを放つも相手GKのファインセーブに阻まれる。その後、1近澤、DFラインの正確なパスや9廣澤、27生田の果敢な仕掛けでチャンスをつくるもゴールに届かず。焦れずに相手を動かし得点の機会を伺うア女。58分、27生田の仕掛けからコーナーキックを獲得。こぼれたボールが相手にあたり再度コーナーキックを獲得する。60分、8井上のニアへのコーナーキックに9廣澤が膝で合わせて、ついにゴールネットを揺らす。待望の先制点で1-0とする。その後も、27生田の積極的な仕掛けからコーナーキックを獲得するなどア女の時間帯が続く。69分、左サイドで高い位置から4堀内がゴール前にクロスを上げる。11吉野が頭で合わせ、ボールはゴール右隅に吸い込まれ、2-0とする。75分に14笠原→18白井へ、続けて77分に27生田→17木南へ選手交代を行う。80+2分、9廣澤が得意のドリブルで左サイドをえぐりマイナスへパス。走り込んだ17木南がダイレクトでシュートを放つも相手にブロックされ惜しくも追加点とはならない。最後まで集中を切らさず2-0で試合終了。
前半なかなか得点できなかったものの、焦れずに戦い2得点無失点で勝ちきることができた。この結果をもって皇后杯本戦への切符を手に入れた。先日の敗北から下を向くことなくチーム全員で前を向き、課題に向き合い続けた今までの過程が結果に繋がったのだろう。明日は準決勝、宿泊を伴う遠征で連戦というハードスケジュールである。明日も全員で勝利を掴みとり、東伏見へ帰りたい。
戦評担当:大森、藤田
【次戦情報】
皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会関東予選
準決勝 vs 東京国際大学
日時:2022年9月11日 10:30 kick off
場所:コーエィ前橋フットボールセンターD
Twitter速報あり
それでは失礼します。
吉野