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ア女にいる私『2022.1.6』笠原綺乃

本日の担当は、3年生笠原綺乃です!

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こんにちは。
本日、ア女日記を担当させていただく3年、笠原綺乃です。
綾瀬はるかの「綾」ではなく、「糸」偏に奇妙の「奇」と書いて
「綺乃」と言います。
抹茶のスイーツが好きです。(誕生日にはぜひ、美味しい抹茶待ってます!♡)名前の通りとても奇妙なキャラですが、よろしくお願いします。

気がつけば今年でア女3年目。
3年前、本気でア女を目指した時の私が思い描いた
「私」になれているだろうか。

「そもそも、なんでア女に来たんだっけ?」

―日本一になりたかったから。
―早慶戦のピッチに立ちたかったから。
―高いレベルの中で成長したいから
―早稲田を背負って立つ、あの無敵でカッコ良い先輩たちのようになりたかったから。
色々ある。
でもやっぱり、「日本一になりたい!」
それが1番の理由だった。

昨シーズン、“インカレ優勝”を果たし、
私の目標は達成されたかのように見えた。
確かに、ア女の一員として、私は日本一の景色を見た。
最高だった。
胸が今まで味わったことないくらい熱くなり、
泣いて喜んだ。
チームが一つになっていると感じた。
目標が叶ったかのように見えた。

でも、少し違う。
最後のホイッスルがなった時、私はピッチの中にはいなかった。
グランド脇でベンチメンバーと一緒に
泣きながら喜んでいた。
その瞬間が嬉しくなかったかと言われればそうではない。
間違いなく今までのどんな勝利よりも嬉しかった。

しかし、時が経つにつれ、
私が目指していた“日本一”はこれなのか
という疑問が湧き上がった。

兵庫で行われたインカレ初戦、準々決勝。
インカレ初出場となる、途中出場を果たしたものの、
これといった活躍はできずに兵庫ラウンドを去った。

西が丘に帰り、迎えた準決勝、決勝。
私は一度もピッチに立つことなく大会を終えた。
ア女での目標を達成したはずなのに、
なぜか複雑だった。
間違いなく今までで1番嬉しいのに、
頭の隅にモヤモヤが残った。

“日本一になる”
その言葉にも色々な意味があるのだと、
その時気づかされた。

2022年1月6日。
インカレ優勝を果たしたその日は、
私の目標が半分叶ったと同時に、
新たな目標ができた日でもあった。

新たな目標、それは
「私がピッチに立って日本一になる」
これが私の目指すべき“日本一”である。

言葉にすることは簡単だが、実現するのはそう簡単ではない。
ピッチの中と外、近いようで物凄く遠い存在。
「目標としていた試合に出たい!」けど、
「出て自分のプレーが出せるだろうか?」
自信のなさから湧き上がる不安感。
ベンチではいつも、
自分を鼓舞しては、不安が襲い、
自分を信じては、ネガティブなことを考えたり
その葛藤を繰り返していた。

だから次こそは、
「私がア女を日本一に導く」
と胸を張って言えるくらい
強い自信を持ってピッチに立てるよう、努力を重ね
一瞬一瞬を過ごしていきたい。

そして本当の意味での “日本一”を西が丘のピッチで味わいたい。

明日の担当は、ニコニコな笑顔が可愛い普段の姿とは一変、サッカーではスピード、フィジカル、テクニック全てを兼ね備えたア女の頼れる10番、髙橋雛さんです!
お楽しみに!

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以上です。
本日もご覧いただきありがとうございました。
明日もお楽しみに!

髙橋