第36回関東女子サッカーリーグ 前期第8節
6/11 vs 筑波大学
16:00 kick off
早稲田 3 (1-0,2-0) 0 筑波
【メンバー】
-前半-
近澤、夏目、ブラフ、堀内、築地、船木、宗形、髙橋、三谷、廣澤、吉野
-後半-
近澤、夏目、ブラフ、堀内、築地、船木、宗形、髙橋、三谷、廣澤、吉野(→白井)
【得点】
-前半-
27分 髙橋雛
-後半-
70分 廣澤真穂
90+2分 三谷和華奈
以下、戦評です。
関東大学女子サッカーリーグ前期第8節、筑波大学戦がホームで行われた。前節の敗戦を受け、自他ともに厳しさを追求し、攻守において相手圧倒するサッカーを体現すべく、全員で勝利を目指した。
前半は相手ボールでキックオフ。開始早々から両者の攻防が続く。5分、5船木が上げたクロスを相手GKがパンチングし、逆サイドにいた7三谷の足元へ。7三谷から10髙橋へパスが入り、10髙橋のミドルシュートのこぼれを5船木が押し込む。しかしこれはオフサイド判定となり、幻のゴールとなってしまう。更に8分、ゴール前の混戦から9廣澤がシュートを打つも相手DFに阻まれる。その後もア女がボールを保持する時間が続く。15分、CKから相手のカウンターを受けるも4堀内の体を張った守備によりピンチを凌ぐ。18分には、26宗形から10髙橋へ絶妙なスルーパスが入り、5船木、9廣澤へと繋がる。9廣澤が放ったシュートは相手GKの好セーブにより得点にならず。再三ゴールに迫るア女だが、なかなかゴールネットを揺らすことが出来ない。しかし27分、6ブラフからのやわらかい軌道を描いたボールは11吉野に渡り10髙橋に繋がる。ダイレクトで放ったシュートがゴールネットに突き刺さり、待望の先制点が生まれ、1-0となる。追加点が欲しいア女はその後も果敢に攻め続ける。30分、相手陣地でFKを獲得する。26宗形の蹴ったボールを6ブラフが頭で合わせるも、相手GKの好セーブにより得点には至らない。前半終盤に相手にシュートを打たれるも、献身的な守備によりゴールを割らせず、前半終了。
HTには攻撃時のポジショニング、焦れずにボールを回していくことを再確認した。また個人間でのプレーのすり合わせも入念に行い、更にギアを上げて後半に臨む。
後半はア女ボールでキックオフ。立ち上がりから積極的な入りをみせるア女。48分、9廣澤のスルーパスから7三谷がクロスあげ、5船木がフリーで合わせるが枠を捉えることができない。56分、相手CKから頭で合わせられボールがバーを直撃。2ndボールを詰められそうになるが、1近澤のパンチングで事なきを得る。ここから相手に攻め込まれる時間が続くが、2夏目を筆頭に、体を張った守備、コーチングで相手に自由を与えない。65分、右サイドでボールを受けた9廣澤が中へ切り込み、ブロックをひいて守る相手を26宗形との連携で崩そうと試みるが、惜しくもラストパスが合わない。更に66分、4堀内が相手GKとDF間に正確なロングフィードを放つ。それに反応した11吉野は9廣澤にパスを出すも相手GKがキャッチ。70分、19築地が相手の頭上を越すボールで7三谷に繋ぐ。7三谷が上げたクロスを相手GKがファンブルするが、それに反応した9廣澤が押し込み、2-0となる。76分、11吉野→18白井の交代を行う。78分、7三谷、9廣澤の連携から10髙橋へクロスを送り、ダイレクトでシュートを打つもGKに阻まれる。以降、相手の猛攻が続くが全員で守り切る。91分、7三谷がペナルティエリア内で倒されPKを獲得し、左隅に落ち着いて決めて3-0とする。最後まで攻守共に走り切り、そのまま試合終了。
前節の悔しさを胸に、強い覚悟をもってこの試合に挑んだア女。90分を通して主導権を握り、3得点をあげ、無失点で勝利することができた。練習から全員で高い強度、技術を追求し、積み重ねることをすれば、私たちはまだまだ強くなれる。次節以降も勝ち点3を掴み取れるよう、全員で競創をしていく。
戦評担当:近澤
【次戦情報】
第28回関東女子サッカーリーグ
前期第3節 vs 大東文化大学(延期分)
日時:2022年6月12日 16:00 kick off
場所:早稲田大学東伏見グラウンド
有観客試合
Twitter速報有り
グッズ販売あり
それでは失礼します。
澤田