第35回関東大学女子サッカーリーグ戦 後期第10節
10/30 vs 東洋大学
16:00 kick off
早稲田 0 (0-0,0-1) 1 東洋
【メンバー】
-前半-
石田、加藤、田頭、夏目、船木、築地、三谷、髙橋、並木、蔵田、廣澤
-後半-
石田、加藤、田頭、夏目、船木、築地(→ブラフ)、並木、髙橋、蔵田(→木南)、廣澤、吉野
【失点】
-後半-
52分 失点
以下、戦評です。
関カレ後期第10節がホームである東伏見で行われた。対する相手は東洋大学。前期は0-0のドローという結果で終わっている。2021年シーズンのア女にとって、ホームで戦える試合も残りわずかである。それぞれの立場でやるべきことを体現し、チーム全員で勝利を掴みにいくべく、試合に臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤から、両チームピッチやベンチから熱い声援がグラウンドに鳴り響き、白熱した試合となる。8分、相手にファーストシュートを放たれる。13分、展開してきたボールを7蔵田がシュートを放つも、惜しくもキーパーに阻まれる。相手のプレスを掻い潜るように、DFラインを中心にビルドアップを試みるア女。それに対し、相手は前からプレスをかけてくる。15分、相手にCKを与える。ペナルティエリア外からシュートを放たれるも、16石田が冷静にキャッチ。その後も相手の猛攻を受ける。20分、ア女右サイド大外に走り込んだ選手へ高いボールが渡り、ゴールファーサイドへのシュートは、16石田がファインセーブ。22分、チャンスが生まれる。11髙橋からフリーで受けた18三谷が相手を交わしフリーでクロスを上げるも相手GKにキャッチされる。その後、耐える時間帯が続く。27分、相手にCKを与え、最後はシュートを放たれるも枠外に助けられ、事なきを得る。その後、少しずつ攻撃のリズムを作り出すア女。46分、ア女左サイドから崩しにかかり、シュートまで行くも、得点には至らない。苦しい時間が続く中、相手に攻め込まれるシーンが続くが、全員で体を張り、簡単にゴールを割らせない。0-0のまま前半終了。
HTには、守備でのクリアの位置を共有することや、ビルドアップ時のポジショニングや動かし方を確認。また、18三谷→15吉野の交代を行い、点を奪いに行く。
後半はア女ボールでキックオフ。後半開始直後から、CKを得て良い流れに乗るア女。しかし53分、自陣ペナルティエリア付近で混戦が続く。なかなかボールを奪えず、混戦の中でシュートを放たれ失点。相手に先制を許し、0-1となる。57分、30築地→6ブラフの交代を行う。58分、自陣低い位置から15吉野が大きなボールを受け体を張って収める。ボールを受けた7蔵田が自ら持ち込み、右足を振り抜くが惜しくもボールはゴール上。61分、9廣澤がボールを受け、強烈なシュートを放つも、惜しくもバーに叩かれる。少しずつア女ペースを掴んでいく。66分、2船木、9廣澤、11髙橋、8並木のコンビネーションで左サイドを崩し、ペナルティエリアへ侵入し、最後は9廣澤がシュートを放つも枠を捉えられない。68分には、10加藤のアーリークロスに反応した15吉野が収め自らシュートに持っていくも得点には至らない。相手ゴールまで脅かすシーンが幾度も出てくるがなかなかネットを揺らすことができない。78分、7蔵田→26木南の交代を行う。その後もピッチ内外から声が飛び交う。その後も、果敢に相手ゴールまで侵入し、得点の匂いを漂わせるア女。試合終了間際、最後の猛攻を仕掛ける。90+3分、8並木が放ったシュートは左ポスト横に外れる。得点を奪えないまま0-1で試合終了。
思い描いていた青写真はスルリと手中から消え、空を掴む結果となった。ボタンの掛け違い、狂った歯車とでも言おうか。それがもたらしたものは認めたくないが、自力優勝を遠ざける連敗。しかし負のバイオリズムがこのまま続くわけがない。常に前を向き、何度転んでも起き上がるチームであることをア女は示していく。あと全部勝つとは言わない。目の前の試合に一戦必勝で向き合うのみだ。
戦評担当:髙橋
【次戦情報】
第35回関東大学女子サッカーリーグ戦
後期第2節 vs 東京国際大学
日時:2021年11月3日 18:30 kick off
Twitter速報有り
※無観客試合のため観戦はご遠慮ください。
それでは失礼します。
吉野