diary-women

30周年企画『選択を正解とするために』安住伊代

こんばんは、プロモーション部です。
「ア女からのお知らせ」でもご紹介した通り、
本日より”ア女30周年企画第2弾”として、
現役選手らによる部員ブログリレー(ア女日記)をスタートします。

今回は、テーマを1つに絞らず、今年のミッションである「挑戦」「感謝」「凡事徹底」から好きなものを選ぶ、あるいは、テーマを設けず自由に文章を書く、という形になっています。

選手・学生スタッフの知られざる苦悩、決断、覚悟、それぞれの選手がそれぞれの立場で今、何を想っているのか

8/8(日)まで毎日一人ずつ更新していく予定です。
是非ご覧ください。

トップバッターはこちらの部員です。

皆さんこんにちは!
学生トレーナーを務めております、4年の安住伊代です。

今年ア式蹴球部女子が創部から30周年を迎えます。
その記念すべき年に自分がこの組織に在籍できている事、更には最高学年として様々な企画に携わり次の世代へと繋ぐ役目を担える事、非常に嬉しく身の引き締まる想いです。
このア女日記も30周年記念企画の1つ。
自分の想いを丁寧に紡いでいきたいと思います。
——————————————————————————————————-
振り返れば、これまで「挑戦」の連続であったように思う。
勉学も、部活動も、習い事も。
私には決まりごとがある。

『自分の実力よりも高い目標をたてる』
『やるからには上を目指す』

勝負の世界に身を投じてきた両親からの教えだ。
高い目標を掲げるのは、自身の限界値を自分で閉ざさない為。
上を目指す姿勢は、それ相応の努力を至極当然とし、その過程をも楽しむことに繋がる。

何をするにしてもこの2つを実践し「挑戦」してきたわけだが、当然今まで幾重の失敗を重ねてきた。
途中進路変更を余儀なくされたことも、諦めざるを得なかったこともある。
けれど、不思議と後悔はない。
寧ろ当時の困難が、今の自分を形成してくれる出会いや環境に引き合わせてくれたと思っている。

この様に考えられるのは、なぜか。
やり切ったという自負があるから。
そして何よりも、「挑戦」し失敗した後の自身の行動があったから。

目標へ向かって真摯に取り組む姿勢が、成功への道標になるのは間違いない。
まずは、自分が出来るだけの事をやり尽くすのが大前提である。
しかしもし残念な結果に終わろうと、そのやり切った姿勢は新たな道を切り開いてくれる鍵にもなり得る。
人事を尽くした人に、その扉は開かれるのだ。

その上で「挑戦」した後どうするかが大切なのだと私は思う。
「挑戦」の結果が成功だろうと失敗だろうと、進んだ道を正解とするか否かは全て自分次第。
「あの時こうしていれば」
「もし違う選択をしていたら」
そんな“たられば”の思考ではなく、
「この選択をしてよかった」
「あの時間は無駄ではなかった」
そう思えるような物事の取り組み方をする。
自身の選択を自分の手で『正解』へと導ける人でありたい。

私にはあと約半年、ア女での時間が残されている。
今年のスローガンである“挑越”のごとく、残された日々を全力で駆け抜けたい。
そして、目標である“四冠”を皆で「挑戦」し掴み取りにいく。
この組織を去るその時、一点の曇りもなく「ここに来てよかった」と言う為に。

ーーーーーーーーーー

明日もお楽しみに