第27回関東女子サッカーリーグ戦 第6節
5/22 vs 東洋大学
14:00 kick off
早稲田 2 (0-0,2-0) 0 東洋
【メンバー】
-前半-
近澤、加藤、後藤、夏目、浦部、井上、築地、笠原、並木、廣澤、吉野
-後半-
近澤、加藤(→堀内)、後藤、夏目、浦部(→田頭)、井上、築地(→白井)、笠原(→黒柳)、並木、廣澤、吉野(→木南)
【得点・失点】
-後半-
61分 吉野真央
73分 廣澤真穂
関東リーグ第6節がアウェイで行われた。対する相手は東洋大学。開幕から5連勝し、1部リーグの首位に立つア女。優勝に向け、前期残り2試合もこの勢いを維持できるよう、攻守共にアグレッシブなサッカーを目指し臨んだ。
前半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりは、両チームともビルドアップから攻撃を組み立て、慎重な入りを見せる。5分、22夏目のロングボールに抜け出した、15吉野がシュートを放つも相手DFに阻まれる。8分、右サイドを崩して再び15吉野がシュートを打つが、僅かに枠を外し得点には至らない。ビルドアップのテンポを上げることで相手のプレスをかわし、主導権を持って試合を進めるア女。幾度もゴール前に迫るが、なかなかシュートで終われず、得点が生まれない。30分には、9廣澤が左サイドを個人技でドリブル突破し、そのままシュートを放つもキーパー正面。その後も、素早い切り替えでボールを保持し続け、得点の機会を伺うア女。しかし、完全に引いた相手の守備は固く、スコアレスのまま時間は進む。36分、相手陣での横パスをカットされると、一気にドリブルで運び込まれる。危ないシーンかと思われたが、5後藤がしっかりと対応し、シュートは打たせない。39分、相手コートで素早くボールを奪い返すと、パスを受けた15吉野がペナルティエリアに進入し折り返す。30築地や8並木がゴール前で粘り、シュートを打つも相手のブロックに合う。CKを獲得するが、相手も必死の守備で対応し、得点は奪えない。0-0で前半を終える。
HTには、攻撃時に焦らず、しっかりと相手や状況をみてゴール前でプレーすることを確認。前半を踏まえて修正してくる相手に対して、適切な判断のもとプレーし、さらに上回れるよう後半に臨む。
後半も、立ち上がりから果敢にゴールに迫っていく。47分、CKの素早いリスタートから、8並木のクロスに10加藤がダイレクトで合わせるが、枠を捉えられない。前半同様、攻め込む展開かと思われたが、相手もロングボールと細かい繋ぎを使い分け、一進一退の攻防となる。57分、縦パス2本でハイプレスをかわされ、中央突破を許すと、DFが寄せる間も無く、GKと一対一になる。しかし、この日最大のピンチを、1近澤のファインセーブで凌ぎ、事なきを得る。1近澤のプレーはチームに勢いを与え、再びア女の猛攻が始まる。60分、19笠原と15吉野がワンツーでゴール前を崩し、最後は9廣澤がシュートも、枠を外す。その1分後には、中盤でのボール奪取から、左サイドで受けた9廣澤が相手を引きつけ、オーバーラップしてきた20浦部にパス。20浦部の鋭いクロスに、最後は15吉野が肩で押し込みゴール。待望の先制点をあげ、1-0とする。その後も攻撃の手を緩めることなく、攻め続けるア女。73分、8並木からの縦パスを受けた9廣澤がペナルティエリア外からシュートを放つ。相手の足に当たりディフレクションしたボールは、GKの頭上を越えゴールに吸い込まれる。2-0とし、相手を突き放す。同分、15吉野→26木南の交代を行う。リードする展開でも、攻守にわたりハードワークをし、相手に一瞬の隙も与えない。86分、30築地→28白井、90分には10加藤→4堀内、19笠原→12黒柳、20浦部→29田頭と複数の選手を入れ替え、試合を締める。被シュートを3本に抑えるなど、安定した戦いをみせ、2-0で試合終了。
素早い切り替えと球際の強さを生かし、ボールを保持し続けるも、中央を固めて守る相手をなかなか崩せず、我慢を強いられるゲームとなった。結果的に2得点を奪い勝利できたが、ゴール前の精度やイメージ共有には課題が残った。次週は再び連戦となるが、プレーの精度を高めていけるよう、また練習から全員で競い合いたい。
戦評担当:桝田
【次戦情報】
第35回関東大学女子サッカーリーグ戦
第5節 vs 神奈川大学
日時:2021年5月29日 16:00 kick off
Twitter速報有り
※無観客試合のため観戦はご遠慮ください。
それでは失礼します。
大森